スキンケア ~肌の活性~ マッサージは是か非か

ターンオーバーは、美肌の要

日本カラーコミュニケーション協会プランニングディレクター藤崎です。
イメージコンサルタントのスキルの中でも、メイクアップ、そしてその前におこなうスキンケアについてお伝えしています。

前回は、スキンケアの洗顔についてお伝えしました。
ふわふわの泡でやさしく洗って、そっとタオルで水分をとって・・・
そんな優しい洗顔をおすすめしました。

そして、次のステップは<活性>です。
肌の、細胞の生まれ変わり=ターンオーバーを促すことが目的です。

ターンオーバーとは、肌の下部、基底層で生まれた細胞が表面に押し上げられていき、角化細胞となり、新しい細胞に押し上げられ、最後はアカとなって自然にはがれ落ちる流れのことです。
このターンオーバーは、通常28日~56日程度だそうですが、年齢と共に長くなります。
歳を重ねるほど、くすみやすくなったり、傷が治りにくくなるのも、そのためですね。
ターンオーバーは、肌の生まれ変わり、つまり美肌の要なのです。

このターンオーバーを正常にするために、ピーリング化粧品を使われたり、マッサージをされる方もいらっしゃるでしょう。
ピーリングは、肌刺激が強いので30代以降の大人年齢の方でしたら、プロの手に任せる方が安心できますね。
マッサージは、小顔にしたい、たるみを改善したいといった目的でされる方も多いと思います。

マッサージも、洗顔で心がけてきた「肌にやさしく触る」ということと相反してしまうような。。。。
でも、リンパや血流を促すためにも、マッサージを取り入れたいところ。
肌刺激は、しみ、シワの原因になることも考えると、慎重にお手入れを考えたいですね

美肌になるマッサージ法とは

日々のお手入れで、乳液やクリームを伸ばすときにも、習慣的にマッサージされている方もいるのではないでしょうか。
そのような時、より刺激のない方法で、効果を上げるには?を考えたいものです。

私たちが、お客様のスキンケアをおこなうときに、まず心がけていること。

それは、

人差し指を使わない

ということ。

やはり洗顔と同じく、優しく優しく肌に触りましょう。

薬指を中心に、中指と小指を添える感じでされるとよいと思います。
そして、たっぷりのマッサージジェルやクリームをつけて、摩擦をなくすこと。
さらに、お顔だけでなく、頭皮や、デコルテも一緒にマッサージすると顔色が良くなる効果も期待できます。
簡単なマッサージ方法をお伝えします。

1)頭皮のマッサージ
親指をこめかみに、両手で前頭部を抱えようにして、後頭部にすりおろしていきます。

2)首すじのマッサージ
その後、親指を耳の後ろにあてて、首筋を上から下へ、リンパを流します。
私は、両てを頭の後ろで組んで、親指でマッサージしています。

3)デコルテのマッサージ
右手で、左の耳の裏から、鎖骨下まで、やさしくさすっていきます。
逆も同様に。
特に、左の鎖骨下は、右腕意外の身体全体のリンパの出口として、静脈に排泄されるそうです。
左鎖骨下は、しっかりマッサージしておきたいですね。

4)フェイスマッサージ
マッサージ用のジェルやクリーム(または乳液や保湿クリーム)をたっぷりお顔にのせます。
額 中央から脇に向かってくるくると円を描きながらマッサージ。最後に手のひらでやさしくおさえる。

口 口角が上に上がるよう、下から上にマッサージ。

小鼻 小鼻のまわりは、薬指やさしく10往復マッサージ。

頬 頬は、下から上へを意識してくるくるマッサージ。こすりすぎないよう注意!

目 目のまわりは、特にソフトにマッサージ。そっと触れる感じで。目頭と、こめかみのツボを軽くプッシュ。最後に、両手で顔全体をそっと包み込んで。

最後にご提案♪

マッサージは、自分のお肌との対話だと思ってやってみたらどうでしょうか。

綺麗になーれ
とか

シワよなくなれ~
とか

お疲れ様~
とか

肌に話しかけるつもりで優しく接すると、どうやら肌は応えてくれるみたいですよ。
これは、私が実感していることなんです。
次のコラムで、お伝えしますね。

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この記事を書いた人

マーケティングプランナーとして活動後、独自のセブンシーズンメソッドを確立しイメージコンサルタントとして独立。2004年よりイメージコンサルンタント養成スクールを立ち上げ、現在に至る。百貨店、テーマパークの社員向けブラッシュアップ講座など企業研修多数。人の表現力を最大限に活かす教育をミッションとしている。

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