HSPという言葉をご存知でしょうか。
私も、知らなかったこの言葉を、卒業生で、現在はJCCA講師の生田目千津さんに教えてもらいました。
HSPとは
アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「Highly Sensitive Person」の略、 「人一倍敏感な人」という意味だそうです。
博士によって定義された、「人の気質」のひとつです。
とても敏感な気質 ~HSP~
音、香り、明るさなどの環境に、とても敏感であり、人間関係においても、お相手の気持ちに細やかに反応する性質をいいます。
人口の15~20%いると言われるこの気質。
簡単なテストで傾向を知ることができます。
あてはまるものをチェックしてください。
HSP診断チェック
1.人の気分に左右されやすい
2.大人数の飲み会や集まりが苦手で、いつも居心地の悪さを感じる
3.急な予定変更にパニックになってしまう
4.疲れやすく、1人の時間が欲しいと感じる
5.友達が狭い範囲に少ししかいない
6.人の輪に上手に入っていくことができない
7.好きな人や友達、職場の人などに本音で話せない
8.すぐ人を好きになったり、相手に依存したりしてしまう
9.職場で周りの目が気になる
10.小さなミスにも激しく動揺する
11.一度に複数のことができない
12.ミスが怖くて仕事に時間がかかる
13.仕事を頼まれると断れない
14.怒っている人やトラブルを見ると落ち込む
15.同僚との雑談や表面的な会話が苦手
16.仕事で注意されると、自分が全否定されたような気になる
17.人混みで疲労困憊する
18.いまの仕事が向いてない気がして転職を繰り返してしまう
19.体調がすぐれないことが多い
20.ちょっとしたことで落ち込みやすい
21.職場異動や席替えなど、環境の変化にうまく対応できない
22.相手が望むとおりにしようとして疲れてしまう
23.時間にいつもギリギリ、もしくは遅れてしまう
24.自分で決めるよりかは他人に決めてもらう傾向がある
25.結果を出そうと頑張りすぎてしまう
いかがでしたか。
チェックが13以上ついた方は、HSP傾向があるといえそうです。
敏感すぎる人は、美的感性豊かな人
敏感すぎる~言い換えれば、感性が豊かな方といえます。
小さな変化にも気づき、細やかな心配りができる。
それは、美しい環境をつくったり、居心地のよい空間をしつらえたり、美味しい料理をつくったり、センスのよいファッションコーディネートをしてり。。。
そんな日々の暮らしにも活かされるはずですね。
昨日、NHKのラジオ「健康ジャーナル」の中でHSPが取り上げられ、生田目千津さんも取材を受けていらっしゃいました。
こちらから聴くことができます。
https://www.nhk.or.jp/r1/journal/player/180613-4.html
生田目千津さんは、ご自身のHSPの性質を活かし、同じくHSPの特性を持つ方々向けのイメージコンサルティングをおこなっています。
お茶会も、とても人気が高く、今、本当に必要とされているんだなと感じます。
HSP気質には、ひとりお茶時間も大切です。
HSPだから綺麗になれる
繊細な感性を持つHSPの方の「感じる」力を、ご自身の「美」に向けると、それはそれは大きな力になります。
似合う色、形、質感、コーディネートのバランス、メイクアップのパール感などの輝きや、ヘアスタイルのふんわり感、最後にまとう香りまで、その細やかな感性で仕上げれば、素晴らしく美しくブラッシュアップできるのです。
千津さんは、HSPの方も、安心してリラックスできる、お茶会や、コンサルティングを通して、HSP気質の女性たちの潜在的な「美の実力」を引き出しています。
それは、千津さん自身が経験したからこそできるサービス。
そして、ストレスフルな今の時代を生きにくいHSP気質の方々を、心身ともに前向きにしてくれる。。。
女性の、「見た目」と「心」は、とても密接に繋がっています。
見た目がブラッシュアップした女性たちは、笑顔が増え、行動的になり、自分に自信がもてるようになります。
敏感ゆえに、引っ込み思案になっている方も、外見を磨くことが、なりたい自分へ背中を押してくれるはず。
HSP気質の方々こそ、美を磨いて、その繊細さを、お仕事や家庭の中で存分に活かしてほしいのです。
常に五感が働くことは、何にもまして強みだと思えてなりません。
千津さんは、カウンセラーの方と共にワークショップ開催も予定されています。
HSPに興味がある方、「私って繊細かも?」と思う方。。。
ぜひチェックしてみてくださいね。
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